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バーチャルオフィス住所のみ無料の条件を4社で検証

公開 2026-09-15
※本記事にはプロモーション(広告)を含みます。

この記事でわかること

  • 「住所のみ無料」をうたう4社の公式ページを同じ日に突き合わせた条件の一次比較(2026年9月15日確認)
  • 月額0円でも別にかかる費用(入会金・郵便の転送費用・契約手数料)の会社ごとの差
  • 無料の住所で法人登記・特商法表記・古物商の営業所・法人口座が使えるか
  • 公式ページに記載がなく、問い合わせないと分からない項目

「バーチャルオフィス 住所のみ 無料」で検索すると、「完全に無料の会社は存在しない」と結論づける記事が並びます。4社の公式ページを開くと、そこまで単純ではありませんでした。

分かれるのは、料金表のどの行が0円になるかです。月額が0円の会社、入会金だけが0円の会社、2年目から0円になる会社。同じ2文字でも指す場所が違います。

結論から言うと、月額0円で住所を借りられる会社はあります。 ただし入会金・郵便転送の実費・解約条件まで含めて0円だと公式に明記した会社は、今回の4社にはありませんでした。

結論:0円で完結する会社と、条件付きの会社の早見表

結論

4社を並べると、0円と書かれた場所が違います。月額そのものが0円なのは0円バーチャルオフィスの1社で、バーチャルオフィス1が0円にするのは条件を満たした2年目以降の年払い基本料金です。METSとGMOの月額は有料で、0円なのは入会金や一部の項目に限られます。

サービス0円と呼ばれているものその条件0円にならない費用
0円バーチャルオフィス(京都朱雀スタジオ)副業・起業支援プランの月額(登記・屋号利用を含む)このプランを選ぶ。対象は会社員・フリーランス・法人など入会金・最低契約期間・転送費用は記載を確認できず
METSオフィス ライトプラン宛名追加1件・保証金・解約金月額は270円(12か月一括)で無料ではない入会金3,850円+利用料。郵便の受取と転送は不可
バーチャルオフィス12年目以降の基本料金(年10,560円)が最大0円専用ページ経由で対象サービスを申込・年払い・半年前まで1年目の10,560円と入会金5,500円。郵便の転送費用
GMOオフィスサポート(比較のみ)入会金・保証金条件なし基本プランの月額(転送なしで660円)

料金は2026年9月15日に各社公式ページで確認しました。 「月額0円」と「初期費用0円」は別の話です。 原文は次の章で確認します。

0円バーチャルオフィスの条件を見る

京都の住所で、法人登記と屋号利用を含めて月額0円のプランです。対象者と申込の流れを公式ページで確認できます

この記事の調べ方

この領域の記事は、各社LPの見出しを並べ替えただけのものが目立ちます。「無料」の直後に小さく書かれた条件文までは追っていません。

4社の公式LP・料金ページ・FAQを2026年9月15日に同じ日で取得し、条件文を原文のまま突き合わせました。料金表が画像の場合は、alt属性まで読んで金額の記載があるかを確認しています。読み取れなかった項目は「記載を確認できず」と書きました。各社が掲げる価格の最大級表現は、当サイトが市場価格を調べたわけではないので引用していません。

開示します。 本記事の4社のうち、0円バーチャルオフィス・METSオフィス・バーチャルオフィス1は当サイトが報酬を受け取る提携先です(2026年9月15日時点)。該当箇所のリンクは広告リンクで、そこから申込があると報酬が発生します。GMOオフィスサポートとは提携しておらず、リンクも張っていません。提携の有無で条件の書き方は変えていません。

9社の総合比較はバーチャルオフィスおすすめ9社|個人事業主の比較にあります。

バーチャルオフィス4社の「無料」条件を検証する

同じ「無料」でも、根拠になっている文章は違います。各社の原文と、読み取れない部分を順に見ます。

0円バーチャルオフィス(京都朱雀スタジオ)|副業・起業支援プラン

月額0円の根拠は、公式FAQのこの一文です。

はい、法人登記も可能です。月額500円(税別)の「朱雀なえもんプラン」、もしくは、月額0円でご利用頂ける「副業・起業支援プラン」の2つがございます。

2つの数字は別のプランの月額です。500円は「朱雀なえもんプラン」の月額(税別。税込550円)、0円は「副業・起業支援プラン」の月額で、0円プランを使うために500円を払う関係ではありません。どちらも法人登記ができるとFAQは書いています。

画像alt属性には「法人登記や屋号利用などの各種サービスが全て無料でご利用できるお得なプラン」とあり、対象者は「会社員やフリーランス、インフルエンサー、法人など多様な利用者」と説明されています。副業の個人も範囲内です。

公式FAQで確認できた仕様は4点です。

  • 住所は「京都市下京区朱雀宝蔵町44番地 協栄ビル2階 京都朱雀スタジオ+個別番号」
  • 申込後は最短で即日から利用開始。手続きはLINEで進む
  • 郵便物は到着時にLINEで通知され、転送か廃棄を指定する。転送は週1回まとめて
  • 電話番号は協会の番号を使う集合ダイヤル形式。かかってきた電話は録音され、音声がLINEで届く

借りた番号に自分で出る仕組みではありません。消費者庁の逐条解説は「発信専用で消費者側から架電しても一切つながらない番号」を否定しています。特商法の表記に電話番号を載せるなら先に確認を(特定商取引法の電話番号)。

申込前に確認してください

このLPで本文テキストとして読み取れる金額は「月額500円」と「月額0円」の2つだけでした。入会金・最低契約期間・解約条件・郵便の転送費用は、本文にもFAQにも記載が見当たりません(2026年9月15日確認)。料金表は画像で、alt属性にも金額は入っていません。会員登録に進む決済ページも画像で、金額のテキストは読み取れませんでした。このLPに問い合わせフォームはなく、条件を聞く窓口はLINEの相談だけです。登録ボタンを押す前に、入会金と解約条件をそこで確認してください。

同じ運営者の別LPでは、0円プランの名前が「士業支援プラン」でした。着地するページでプラン名が変わるので、申込画面で確認してから進めてください。

METSオフィス|ライトプラン(住所利用のみ・月額270円〜)

ライトプランは無料ではなく、住所利用だけに絞った低価格プランです。「住所のみ」の条件には最も近いので、実額を並べます。

支払い方法月額(税込)最低利用期間初期費用(税込)
12か月一括270円12か月7,090円(利用料12か月分+入会金3,850円)
毎月払い330円3か月4,840円(利用料3か月分+入会金3,850円)

初年度に払う額は12か月一括で7,090円。月額は安く見えますが、入会金3,850円が総額の半分以上を占めます

公式はこの7,090円に「税込・キャンペーン適用前」と注記しています。自動適用される「3~6ヶ月分割引」(2026年10月31日申込分まで)の対象はビジネスとビジネスプラスの12か月一括で、ライトは入っていません。ライトで使えるのは、他社バーチャルオフィスからの移転(のりかえ)か再契約(おかえり)の900円キャッシュバック(3か月分)で、どちらも利用実績を証明する書類の提出と、毎月プラン区分ごと先着20件という条件つきです。該当しなければ7,090円のままです。

サービス内容の表には「法人登記(不可)/郵便サービス利用(不可)/来客対応(不可)/追加オプション利用(不可)」と並びます。プラン診断にはこうあります。

「お客様宛の郵便物は受取・転送非対応で、届いた郵便物があってもお受け取りできません。(税務署等から届く書類も非対応となりますのでご注意ください。)」

住所を載せる先が行政機関や取引先なら、この一文が効きます。 一方、保証金・更新費・年会費・解約金は「記載がない料金の支払いは不要」と明記されています。契約方法も既定の「スピード契約」なら手数料0円です。紙の手続きにすると電子契約・対面契約は550円、郵送契約は550円+郵送契約事務手数料1,650円がかかります。

向いている人

  • 名刺やサイトに東京都心の住所を載せたいだけの人
  • 郵便物がその住所に届く予定がない人

向かない人

  • 返品や書類を受け取りたい人(受取不可)
  • その住所で法人登記をしたい人(不可)
METSオフィスの公式サイトを見る

公式サイトのトップページに移動します。上の7,090円は12か月一括(年間プラン)の初期費用で、毎月払いの額と内訳は「プラン一覧」から確認できます

バーチャルオフィス1|基本料金割引制度(条件を満たすと翌年から0円)

「2年目以降の基本料金が最大永年無料」という制度で、1年目は0円になりません。

年払いの基本料金は10,560円(月額880円×12か月)。入会金5,500円・保証金0円で、初期費用は16,060円と公式の比較表にあります(2026年9月15日確認)。公式の「お支払いイメージ」は3パターンです。

パターン1年目2年目3年目
永年無料になる場合10,560円0円0円
2年目だけ無料の場合10,560円0円10,560円
一部だけ無料の場合10,560円1,760円(10か月分無料)10,560円

どれになるかは対象サービスと申込時期で決まります。条件はFAQに3つあります。

①対象サービスを当社がお渡しする専用の申し込みページから申し込み、当社へ申告すること(当社経由と判断できない申し込みは対象外です)②2年目の契約更新の半年前までに申し込みが完了していること ③年払いの基本プランであること(単月契約は対象外です)。対象サービスを途中で解約すると割引は消滅します。

対象サービスは法人口座・クレジットカード・会計ソフト・創業融資など。永年0円になるのは「経営学習プログラム」か「月額制WEB制作」を継続した場合だけです。

ここで計算を1つ。この制度で浮く金額の上限は年10,560円で、1年目の基本料金と入会金5,500円は戻りません。永年0円を狙って月額制サービスを契約するなら、その月額が880円を超えた時点で支払い総額は増えます。対象サービスの料金は公式ページになく、申込前の確認が要ります。

無料の範囲もFAQで限定されています。「無料になるのは年払いの基本料金(月額880円)だけです。オプション費用・郵便転送費用・会議室利用料金は割引の対象外で、通常どおりかかります」。 郵便は月4回(週1回)の定期転送が基本料金に含まれ、転送費用だけが重さで決まります。50gまで150円、500gまで600円、500g超は宅急便実費。締めは原則毎週木曜で金曜発送なので、急ぎの1通を別便で送るとスポット転送1回550円+発送費用が乗ります。拠点は渋谷・神保町・広島の3か所です。料金の内訳と解約条件はバーチャルオフィス1の評判|料金と郵便で細かく見ています。

バーチャルオフィス1の料金を見る

年払いの基本料金は10,560円です。割引制度の対象サービスと申込のタイミングは公式ページで確認してください

GMOオフィスサポート(比較のみ・リンクなし)

4社で一番誤解されやすいのがここです。GMOオフィスサポートは入会金と保証金が0円ですが、月額は有料で、転送なしの基本プランでも月660円かかります。

料金改定も2段階で入ります。2026年9月16日から郵便転送が150g以内0円→330円/回、基本プランの月額は2027年1月上旬予定で転送なし660円→990円です(料金改定のお知らせ、2026年9月15日確認)。

「入会金0円」を「月額0円」と読み違えると、年間の支払いを丸ごと見落とします。詳細はバーチャルオフィスおすすめ9社に書きました。月額そのものが0円なのは、4社では0円バーチャルオフィスだけです。

0円バーチャルオフィスの条件を見る

副業・起業支援プランの対象者と申込の流れを公式ページで確認できます。入会金と解約条件はページに書かれていないので、登録前にLINEの相談窓口で聞いてください

「住所のみ無料」で借りた住所でできること・できないこと

住所を借りても、用途で使える・使えないが分かれます。根拠は別記事に書いたので、結論だけ並べます。

用途使えるか条件・注意点根拠を調べた記事
特商法の住所表記条件つきで可能「現に活動している住所」が前提。消費者庁Q&A Q18が基準特商法の住所を非公開にする方法
法人登記会社とプランによる0円バーチャルオフィスは公式FAQで可能と明記。METSライトは不可バーチャルオフィスで法人登記
古物商許可の営業所使えないものとして計画する通達に「バーチャルオフィス」の語はなく、判断は所轄警察署古物商許可とバーチャルオフィス
法人口座の開設銀行の審査次第各行の審査基準は公開されていないバーチャルオフィスで法人口座

口座について、0円バーチャルオフィスのFAQは「これまでに会員の法人様が銀行口座開設ができなかった等の状況は発生しておりません」「下記の金融機関で法人口座開設が完了しています」と書き、その下に銀行のロゴが並びます。銀行名は画像のalt属性にあり、京都銀行・みずほ・三菱UFJ・ゆうちょ・GMOあおぞらネット銀行などに「◯◯銀行での口座開設実績がございます」と添えられていました(2026年9月15日にHTMLを取得して確認)。

いずれも公式が掲げている説明で、当サイトで裏を取れる種類の情報ではありません。あなたの審査結果を約束するものでもありません。 可否を決めるのは各銀行です。バーチャルオフィス1の「開設できず退会する場合は入会金と基本料金が返金対象」という制度も、開設を保証しません。

無料プランで見落としやすい負担

月額0円でも、財布から出ていく順番は別にあります。初年度に払う額で並べると差が見えます。

内訳はMETSライトが入会金3,850円+利用料3,240円、GMOが660円×12か月、バーチャルオフィス1が入会金5,500円+年払い10,560円。 バーチャルオフィス1は2年目から0円になり得ますが、その0円は初年度の16,060円を払い終えた先にあります

見落としやすい負担は4つです。

  1. 入会金は月額と別枠。 METSは3,850円、バーチャルオフィス1は5,500円、GMOは0円。0円バーチャルオフィスは記載を確認できず
  2. 郵便を動かすと、どの会社でも別料金がかかります。 バーチャルオフィス1は基本料金に月4回の転送が含まれても転送費用は重さで別請求、GMOは9月16日から150g以内が330円/回。METSライトはそもそも受取も転送もできません
  3. 申込経路の縛り。 バーチャルオフィス1の割引は専用ページ経由と申告が条件。自分で先に申し込んだ分は対象外
  4. 解約すると条件が消える。 バーチャルオフィス1は対象サービスを途中解約した時点で割引が消滅します

損をしやすい読み方

「月額0円」の表示だけで選ぶと初年度の総額を読み違えます。比べるときは入会金+12か月分の利用料+想定する転送回数の実費を1つの数字にしてください。

目的別の選び方

自分がどれに当たるかは、郵便物の有無と登記の予定で分岐します。

郵便物が届かないなら、METSのライトプランが最小構成です。初年度7,090円(公式の注記は「キャンペーン適用前」)で東京の4拠点から住所を選べますが、郵便は1通も受け取れません。

届くなら候補は2つ。2年目以降に0円を狙えるバーチャルオフィス1は、初年度16,060円と、対象サービスを解約しない限りという条件の管理が要ります。登記込みで月額0円の0円バーチャルオフィスは入会金が公式ページで分からないので、LINEで聞いてから判断してください。

よくある質問

Q. 何もかも0円で維持できるバーチャルオフィスはありますか

ありません。入会金と郵便転送の実費まで含めて0円だと公式に明記した会社は、今回の4社にはありませんでした。月額0円のプランは実在します。読み違えが起きるのは、月額以外の費用が同じページに書かれていないためです。

Q. 無料プランでも審査はありますか

あります。0円バーチャルオフィスはLPの画像説明で「eKYCによる厳正な審査」と書き、METSは必要書類が揃い次第の審査で当日〜3営業日に結果をメール通知すると案内しています。バーチャルオフィス1はFAQで「審査基準や審査内容については公表しておりません」と明言。基準を公開している会社は4社にありませんでした。8社分の必要書類と落ちる理由はバーチャルオフィスの審査|落ちる理由と書類にまとめています。

Q. 無料期間が終わったらどうなりますか

バーチャルオフィス1は、「経営学習プログラム」か「月額制WEB制作」を続けている間だけ0円が継続します。法人口座やクレジットカードで達成した場合は2年目だけ、あるいは2年目の一部だけが無料で、3年目からは10,560円に戻ります。途中解約すれば割引は消えます。0円バーチャルオフィスは、期間の定めに関する記載を公式ページで確認できませんでした。

まとめ

  1. 月額0円のプランは実在する。 ただし4社とも、入会金と転送実費まで含めて0円とは書いていない
  2. 0円の場所が会社ごとに違う。 月額(0円バーチャルオフィス)、2年目の基本料金(バーチャルオフィス1)、入会金(GMO)
  3. 初年度の実額はMETSライト7,090円、GMO転送なし7,920円、バーチャルオフィス1が16,060円(転送費用を除く。METSの7,090円は公式が「キャンペーン適用前」と注記した額)
  4. 郵便を受け取るかで候補が変わる。 METSライトは1通も受け取れない
  5. 0円バーチャルオフィスは入会金・最低契約期間・解約条件の記載を確認できなかった

数値は2026年9月15日時点で公式ページに記載されていたものです。申込前に最新の条件をご確認ください。

0円バーチャルオフィスの条件を見る

副業・起業支援プラン(月額0円)の対象者と条件を、公式ページで確認してから申し込めます


筆者について

カイと申します。ネットで物を売る個人のための実務メディア「海外売る」を運営しています。住所・許可・口座・決済といった事業インフラを自分で契約・申請し、その手順と所要日数を記録しています。記事では、公式サイト・法令・行政資料にあたって確認した事実と、確認できなかったことを分けて書くようにしています。

お問い合わせ: info@kaigai-uru.com

参考・出典

引用文は原文と一致することを確認しています。

この記事を書いた人

カイ — ネット物販の事業インフラ(住所・許可・口座・決済)を実際に自分で契約・申請し、その手順と所要日数を記録しています。